東京藝術大学「みろく -終わりの彼方 弥勒の世界-」2021年09月18日

上野の東京藝術大学美術館で開催されている「みろく ―終わりの彼方 弥勒の世界―」を観に行った。

アフガニスタンのバーミヤンの磨崖に刻まれた大仏が、戦乱の中で破壊されたことは記憶にある方も多いかと思うけど、そこに刻まれた仏たちの姿や磨崖の在りし日の周辺の様子などが目に浮かぶ人は少ないだろう。

今回の展示では、過去に記録された岩窟の様子などからスーパークローン文化財の技術にて復元された、原寸大のバーミヤンE窟仏龕天井壁画「青の弥勒」や敦煌の莫高窟の弥勒菩薩像、バーミヤン東大仏天井壁画「天翔ける太陽神」を観ることができた。

まるで現地に行って目の前で観ているような感覚になる見事な展示、再現された貴重な文化財を多くの人に観てもらいたいと思う。

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■展覧会概要より

展覧会について
 釈迦仏入滅。この暗く沈んだ世界に救世の光をもたらす未来仏・弥勒。東アジアで広く親しまれ、日本に深く浸透した弥勒は誕生の地ガンダーラから時空を超え、交易と仏教伝来の道シルクロードをたどってヒンドゥクシュを抜け、天山を越え、海を渡って遥か東方の日本に至っています。
 6世紀、その中継地となったアフガニスタンのバーミヤンの磨崖に、像高55メートルの弥勒の大仏(西大仏)が刻まれ、多くの人々の信仰を集めていました。しかし、あいつぐ戦乱の中で、バーミヤンの仏たちは破壊され、往古の姿を失ってしまいました。
 本展では、ガンダーラとアフガニスタンの弥勒菩薩像、スーパークローン文化財の技術をもって原寸大復元したバーミヤンE窟仏龕天井壁画の《青の弥勒》を中心に、スーパークローンの敦煌莫高窟275窟交脚弥勒菩薩像、バーミヤン東大仏天井壁画《天翔ける太陽神》、法隆寺金堂9号壁を一堂に会し、弥勒の道を辿ります。
 本展は「東京藝術大学アフガニスタン特別企画展」(2015年)、「素心伝心 —クローン文化財 失われた刻の再生」(2017年)に次ぐ、文部科学省が推し進める「革新的イノベーション創出プログラム」事業の成果発表の場となる展覧会です。

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東京藝術大学大学美術館
https://www.geidai.ac.jp/museum/
みろく ―終わりの彼方 弥勒の世界―
https://www.mirokuten.com/

写真はFBのアルバムに
https://www.facebook.com/photo/?fbid=4464161176977136&set=pcb.4464168123643108

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