乗馬-初落馬で衝撃をうける2021年09月10日

乗馬につきものと言われる落馬だけど、未遂が何度もあることを書いてきた。
そして1年前のある日乗馬歴15年目にて、ついに唐突に衝撃のある初落馬をしてしまった。

馬術の練習をする馬場のあるクラブ、十数年の間に家族の都合や気象の変化で何度か場所を変わってきた。昨年は新たなクラブに移籍。そこは、馬場が広いこともあり会員数も多く部班がメインのレッスンとなっていた。2~3カ月通ってからは、こちらの技量も確認されフリーでの騎乗が認められ、広い馬場で一人で自由に練習を続けることができた。(部班とは、数名で同じ馬場の中をまわる練習のこと)

それでも時々基本姿勢や馬への扶助などを確認するために、フリー練習の合間に部班に参加した時のこと…。

数名での駈歩のレッスン、前の馬との距離は2~3馬身離れて走る。数分の常歩~速歩のあと駈歩に移行するのだけど、駈歩のクラスというだけで全員が馬の速度のコントロールができているわけではない。鞭を使い馬をちょっと脅かすようにスタートする人や馬なりに走られている人もいるわけで、半減却という抑えた推進力を使ってゆっくりとスタートするまで慣れている人は中々いない。

そんな中、数周くらいまわったところの隅角(コーナー)で前の馬が騎乗者の脚の強さに反応したのか、後ろ脚を何度も跳ね上げてきた。そのすぐ後ろにいた私の乗った馬が驚き、勢いよく横に移動してから踵を返して走ろうとしたとたん、遠心力で外側にみごとに落ちてしまった。予測できなかったあっという間の出来事、ブレーキとなる脚や手綱を握る間もなかったと思う。初落馬~前出の線の細いビビりの牝馬に騎乗していて踏ん張りどころがあまりにもなかった。

馬場での練習の時は、障害を飛ぶのでもないためヘルメットは必須だけど、ここ数年ボディプロテクターはつけていなかった。瞬時に少しの受け身を取っていたのか肩から背中にかけて着地したけど、衝撃は胸骨の脇まできていた。起き上がろうとすると前の肋骨の下部に鈍い痛みを感じた、なんとか大きな呼吸はでき胸を少し開いて激痛がないので、ゆっくり立ち上がり馬の手綱を取った。

そして、1分くらいゆっくりと深呼吸し馬に再騎乗し継続した。
馬が走りだす前にその場で落ちたのは運がよかったのかもしれない。

騎乗後は痛みもあまりなかったのでそのまま帰宅した。
それでも、1.5m近くの高さから受けた衝撃で何事もないことはなく、深い呼吸をすると少し胸に違和感が…大きな呼吸や咳をすると肋骨のあたりに少しの痛みを感じる。骨折はしていないだろうけど、ヒビがはいっていたりすると治るのに時間がかかるので、すぐに手元にあったマジックテープのついたバンテージで固定して過ごすことに。

数日してから…頭を打っていなかったのと肩などに打撲もないため、肺呼吸に問題ないか確かめてから馬場での練習を再開した。ここで少し休んで1週間でも何もしないと、馬の上で自分の体幹を安定させる力や脚力などがテキメンに落ちる。筋力がつくよりも落ちるほうが早い年頃なのか…。

その後は、部班にて余裕なく駈歩をしている人の後ろに着くのが気になり、少しトラウマになってしまったようだ。前後に人がいると馬間を気にしなければならないので、部班の時は指導員が順番を一番前か後ろにしてくれるようになった。しばらくしてからも前の馬を気にすることは続き、その日の馬に合わせた練習ができないばかりか、前の馬に目線を合わせるので姿勢が悪くなる。そのため部班でのレッスンはあきらめ、フリー騎乗だけに。

駈歩をするのもいいけど、「ただ走ればよいというものでもないのにな~」と疑問符がたくさん頭に浮かんだ。でもクラブでは楽しんで馬に乗るだけでよく、難しいことなど気にしないでとにかく走るために来ている人もいるのかもしれない。「広い馬場で練習をするレベルなら最低限の基本はマスターしていないと危ないのにな~」と、それぞれ馬に乗る目的が違うことを改めて知った日となった。

それから通う馬場を変え、今はフリーでもきちんと基本をチェックしてくれるところで練習ができる日々…少し落ち着いてきたところだが…ヨーロッパ育ちの馬術の得意な馬体の大きな馬も登場してきたりして…こちらの体力や筋力、からだの柔軟性(特に股関節)を維持するのに四苦八苦する日々が続く…。

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