2023年 初日の出(世田谷自宅より)2023年01月01日

2023年 初日の出(世田谷自宅より)
今年もよろしくお願いいたします。

夜明け前、少しずつ明るくなってくる空の下に富士山が顔をだし、左手の空には初日の出が雲間から現れようとしていた。

自宅前の広場には早朝にもかかわらず、すがすがしい景色を見るためにたくさんの人々が集まっていたのにはびっくり。多摩川の水流によって、長い年月をかけて削られた大地が続く段丘(国分寺崖線上)の上は、湧き水も多く緑が豊かに残る貴重な場所だそう。

年末年始は人出も多くなるので外出はあまりせずに自宅でゆっくりと過ごすことが多い。今年は一昨年から続く引っ越しの片付けで家の中もずいぶんとすっきりとしてきたけど、まだまだ各所での雑用が多くなりそうな気配…よく断捨離などという言葉を聞くけど、引っ越しのために必然的に年齢に見合った動線と荷物のスリム化ができてしまったのはよかったことだった。これから時間がとれれば、古墳などもあちらこちらに点在しているので散策してみたいと思う。

今年も馬に乗り、温泉でからだを温め、友人たちと語らい、旅に出ながらも仕事と雑用をこなす日々が続くだろうな~。

写真はFBのアルバムに。
https://www.facebook.com/photo/?fbid=5922675414459031&set=a.5922688344457738

それぞれのふたり 萩原朔美と榎本了壱2022年12月16日

それぞれのふたり 萩原朔美と榎本了壱
世田谷美術館にて「祈り 藤原新也」展の後…
ミュージアム コレクションでも興味深い展示が行われていた。

「萩原朔美と榎本了壱」

萩原氏の過去と現在の組み写真、人は違えど関係性や場所やポージングなどが見事に再現されていた。

壁一面に広がる榎本氏の「高丘親王航海記 書写」は圧巻だった。
ギンザ・グラフィック・ギャラリーで数年前に開催された「榎本了壱コーカイ記」で受けた衝撃を思い出す。それにしても、澁澤龍彦さんの「高丘親王航海記」を3年もかけて写しとったって…神憑っていないか? そしてあまりに細密な絵の前に時を忘れて惹きつけられることになる。

都内は、まだ日中はぽかぽか陽気。
園内の木々が鮮やかに染まっていました。

・ggg 展覧会アーカイブより過去の展示について閲覧することができます。

ギンザ・グラフィック・ギャラリー第356回企画展
榎本了壱コーカイ記
https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/jp/00000680

開催概要より-----

萩原朔美(1946-)と榎本了壱(1947-)は、寺山修司の劇団で出会い、雑誌『ビックリハウス』を創刊しました。映像、写真、版画、アーティスト・ブックを制作する萩原と、澁澤龍彦の小説『高丘親王航海記』を全文筆写して挿絵を添えた榎本の仕事をご紹介します。

世田谷美術館 https://www.setagayaartmuseum.or.jp/
ミュージアム コレクションⅢ それぞれのふたり 萩原朔美と榎本了壱
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/collection/detail.php?id=col00116

写真はFBのアルバムに
https://www.facebook.com/photo/?fbid=5852488104811096&set=pcb.5852488398144400

祈り・藤原新也~世田谷美術館2022年12月15日

祈り・藤原新也
世田谷の砧公園にある美術館で開催されている藤原新也氏の展覧会に行った。

多くの人が一度は目にしたことがあると思うけど、会場で大画面に引き伸ばされたインドの写真は、かなりインパクトがあった。聖地の河原での風景、ガンジス川辺で行われている火葬…。

犬が人の遺体を食べている写真は衝撃的すぎて…。
「ニンゲンは犬に食われるほど自由だ」…って強烈!

「生を想え(メメント・ヴィータ)」
人とその生に対する真正面からの問いかけ。
会場内を振り返り…思わず頷きたくなる。

藤原氏の作品に出会ったのは、もう数十年も前のこと。
日本野鳥の会から発行されていたフリーマガジン「Toriino」に、毎号藤原氏の写真と文章が見開きで掲載されていたのだ。残念ながらすでに廃刊になっているけど、毎号楽しみにしていたのが懐かしい。
https://www.wbsj.org/activity/spread-and-education/toriino/

ちなみにToriino(トリーノ)2006年の第1号(12月発行)より

人の世は出会いかも知れない。
人は人に出会って人になる。(誌面より)

写真の傍らにある文章がなんとも自然体で且つインパクトがある。テキストを添えられた写真から物語が溢れ、より存在感を増すからだろう…。各号には前田真三氏、濱谷 浩氏、土門 拳氏、岩合光昭氏、澤田教一氏、先日写真展に訪れた星野道夫氏なども同じく写真と文章が掲載されていた。

会場の片隅に「バリ島のマユゲ犬」の写真が…思わず笑ってしまった。

藤原氏の「藤原悪魔」の表紙にもなっている。
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163544403

そのユーモラスな顔で地域の人に可愛がられ、笑みに囲まれまわりの人によって犬格が出来上がったとも言われた犬…動物記やエッセイの著もある藤原氏…絵も描き、文章もさらりと…なんと多才なんだろう。

以前から作品には注目していたけど、こんなに近くで大規模個展が開催されるとは、昼下がりに思わず足を運んでしまった。都内はぽかぽか陽気で、美術館近くの木々には紅く染まった葉が残っていてきれいだった。

現在も続く 「メメント・モリ(死を想え)」

世田谷美術館 https://www.setagayaartmuseum.or.jp/
企画展 祈り・藤原新也
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00211

◇展覧会のみどころより-----
・公立美術館初の大規模個展
これまで写真サロンやギャラリーで数多くの個展が開催されてきましたが、公立美術館で大規模に開催される個展は今回が初めてです。250点以上の写真と言葉により、50年以上にわたる藤原の表現活動の軌跡を俯瞰する初の機会となります。

・作家自身の眼で厳選された作品による、「祈り」の壮大な物語
本展は藤原の集大成ではありますが、主要な仕事を時系列で紹介する、たんなる回顧展ではありません。「祈り」というキーワードに基づいて、現在の視点から藤原自身が改めて厳選・編集した、新たなストーリーを持った展覧会です。

・迫力の大画面写真と書き下ろしの文章
大きいものでは3mの大画面に引き伸ばされた写真に、本展のために書き下ろされた文章が美しいレイアウトで添えられています。広い空間に大迫力の写真と言葉が並び、書籍や写真集で「読む」のとは一味違う、展覧会ならではの鑑賞体験ができます。

「企画展 祈り・藤原新也」は一部を除いて撮影が許可されていました。
写真はFBのアルバムに
https://www.facebook.com/photo/?fbid=5853218024738104&set=a.5407110696015508

伊豆山~城ヶ崎海岸を散策2022年12月06日

先月末は久しぶりに伊豆山に滞在した。

秋が過ぎ山々が白くなりはじめると、温暖な伊豆に行く機会が増える。
海岸沿いに車を走らせること小一時間で到着、今回は大地の動きを感じられる柱状節理好きな私のお気に入りのルートを歩くことに…それからお決まりの温泉でリフレッシュ…。

迫力ある柱状節理と言えば、数年前に訪れた中伊豆の渓谷沿いの断崖の風景は迫力があった。

ぜひ再訪したいものだと思っているのだけど…。

写真は、柱状節理の断崖がさらに湾曲したもの。

城ケ崎の写真はFBのアルバムに
https://www.facebook.com/photo?fbid=5764133820313192&set=pcb.5764134056979835

金剛力士像~「国宝 東京国立博物館のすべて」2022年12月01日

東京国立博物館の金剛力士立像
上野の東京国立博物館へ創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」を訪れた。

愛染明王坐像(あいぜんみょうおうざぞう)
文殊菩薩騎獅像、愛染明王坐像、十二神将立像 すべて13世紀 (鎌倉時代)
今回展示されているこれらのコレクション(重文)に、新たに平安時代に作られた仁王像(金剛力士立像)が仲間入りした。

展示会場では、柵などなく像のまわりをひとまわり観覧できる。
よくお寺の門の左右に立っているのを見るが、それとは違い背中までぐるりと見られる機会は中々ないだろう。

台風により倒壊したお寺と共に崩壊し、散乱した部材を数十年以上保管していた地元の方々から受け継ぎ、修復作業により蘇った、平安時代の仁王像が辿ってきた人々が繋げた数奇な運命が興味深い。

仁王像 ざっくり知る! 東京国立博物館の金剛力士立像
https://www.tnm.jp/150th/project/202210/douga_niou.html

・東京国立博物館 https://www.tnm.jp/
・東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」
https://tohaku150th.jp/

開催趣旨より-----
本展は、この大きな節目を記念して開催するものです。 150年の間に積み重ねられた約12万件という膨大な所蔵品の中から、国宝89件すべてを含む名品と、 明治から令和にいたる150年の歩みを物語る関連資料を通して、東京国立博物館の全貌を紹介します。 展示は2部構成で、計150件を展示します。

写真はFBのアルバムに
https://www.facebook.com/photo/?fbid=5742138362512738&set=pcb.5742140802512494

乗馬を続けて~16年目に突入2022年11月25日

乗馬クラブにて
馬に乗り始めてから早いもので15年が過ぎた。

馬に乗る目的は人それぞれだけど、競技会で数字を追いかけるよりも馬と調和しながら共に楽しむ道を選んだ。毎回、馬の調子を見ながら今後の目的に合わせて調教しながら一緒に練習する日々…。

写真は、ここ数年騎乗している牝馬S嬢。
クラブ一番鼻っ柱が強い牝馬で、中々人のことをよく見ているんだな。

そしてとてもパワフルな姿をしている。馬体が普通の馬よりひと回りは大きく幅と高さもある。初めて背中に跨った時は、まるで股関節のストレッチをするのかというようで、脚での合図どころではなかったのを思い出す。

最初に馬房の中にいるS嬢に会った時は、窓の外を眺めこちらにはお尻を向けていた。声をかけても目だけでこちらをチラリと見るだけで振り向きもしない。入口近くにある水入れのところをトントンと鳴らし人参のスティックを見せると、ようやくこちらにやってきたが、かなり警戒しているのがわかる。

敵意がないことをわからせてから、ようやく馬装をし馬房から馬場に連れて行こうとしても初対面で信頼関係ができていないせいか中々動いてくれなかった。

そして、馬場に行ってもこの人は何をするんだろうとばかりに重く動かない。馬が動かないのではなく、この馬に適した扶助を私ができなかったせいだ。

馬との関係を築くためには気力や覇気も必要で、こちらに不安や遠慮があるとすぐに見抜かれる。休んだりさぼったりしても大丈夫だと思われてしまうこともあるからだ。そうかといって、鞭などで強い合図を送ろうものならさらに関係が悪くなる。人との付き合いでも同じだと思う、調和をするためには少しずつ距離をつめていくしかないのだ。

それから約2年、今は近くに行くと馬房の入口から鼻先を出してくるほど仲良しになれた。馬場ではもちろん、軽い扶助で動いてくれるまでに。

ここまでが長かった…それでもまだまだこの大きな馬の動きに軽く合わせられるようになるには、腹筋や背筋、骨盤まわりの筋力をもう少し強化しないと手綱をとられてしまう。けっして綱引きにならないように腰を張ってはいるのだけど力足らずで手綱を継続して持ってあげられないこともしばしば。

馬力とはよく言ったもので、馬とではなく自分の筋力や持続力との葛藤は続く…。

大きく力もある馬の後にスマートな馬に乗り替わる時は、Sよりは軽々と乗れるようになる。それでもクラブ一番やんちゃな馬のコントロールに軽いが故に悩まされることになるとは…。

大竹伸朗展~東京国立近代美術館2022年11月15日


東京国立近代美術館で開催中の大竹伸朗の回顧展を見に行った。

彼の感性に初めて出会ったのは、1994年発行「カスバの男」というモロッコを旅した日々の記録だった。

色鉛筆や水彩、黒いインクで描かれた街の景色や人の息づかいまで感じられる力強い挿絵のスケッチにひきつけられた。

その場の雰囲気がそのまま伝わってくる。異国の街を感じるままに筆にしたみごとな描写と独特な文章力。

もう数十年も経って、本の色も褪せているのに手元から離せない書籍のひとつになっている。

「カスバの男 モロッコ日記」大竹伸朗


「風の旅人」という雑誌の表紙にもなっていたことがあるのを思い出した。

「風の旅人 (Vol.26(2007))」 表紙・裏表紙 大竹伸朗


それから、大好きな「ON THE ROCKS!」というEGO-WRAPPIN’ のジャケットなども手掛けているとは…。

「ON THE ROCKS!」 EGO-WRAPPIN’


東京国立近代美術館 https://www.momat.go.jp/am/


企画展 大竹伸朗展 https://www.momat.go.jp/am/exhibition/shinro-ohtake/


https://www.ohtakeshinro.com


写真はFBのアルバムに
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パリ・オペラ座展~アーティザン美術館2022年11月11日

パリ・オペラ座~アーティザン美術館
アーティゾン美術館を訪れた。
その建物やエントランス他内部のデザイン、空間の使い方、照明など…すべてが美しい空間になっている。作品の記録ができるのもありがたい。

開催されている「パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂」は、海外の美術館などの協力からの多数の作品による美術館開館以来初の大規模海外展だそう。

バレエ・リュスが1910年、オペラ座で上演した主演のイダ・ルビンシュタインの肖像。

「火の鳥」「饗宴」「シェエラザード」などの演目の1910年代のバレエ・リュスのポスター。

アルフォンス・ミュシャ「夢(ル・レーブ)」の衣装デザイン

ワーグナーの「ワルキューレ」の衣装

多数の作品によりその歴史的な背景や芸術との繋がりが魅力的に紹介されていた。


-----展覧会みどころより-----

フランス国立図書館音楽部門には、パリ・オペラ座で上演した作品を中心に、フランスのオペラ、バレエ関係の資料が多く収蔵されています。本展はフランス国立図書館の所蔵する約200点をはじめ、オルセー美術館の所蔵するエドガー・ドガ《バレエの授業》など国内外から集結したオペラ座に関連する作品を紹介します。

アーティゾン美術館 https://www.artizon.museum/
https://www.artizon.museum/exhibition/detail/545
「パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂」
https://www.artizon.museum/exhibition_sp/opera/

写真はFBのアルバムに
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スイス プチ・パレ美術館展~損保美術館2022年09月13日

SONPO美術館
新宿のSOMPO美術館を訪れた。

スイス プチ・パレ美術館所蔵の作品の展覧会。

---展覧会のみどころより---

1.約30年ぶりの日本でのコレクション展
スイス プチ・パレ美術館のコレクションのみの展覧会は、日本では約30年ぶりの開催となります。同館は1998年に休館して以降、現在も一般には公開されていません。そのため本展は、現地でも見ることのできない傑作を鑑賞することのできる貴重な機会です。

2.フランス近代絵画の重要な美術運動をすべて網羅
19世紀後半から20世紀初頭のパリでは、印象派、新印象派、ナビ派、フォーヴィスム、キュビスム、エコール・ド・パリという新しい絵画の動向が次々と現れました。本展では全体を6章に分け、それぞれの絵画動向の特徴を分かりやすくご紹介します。

3.パリが最も華やかだった時代の絵画が集う
近代都市パリで華やかに展開した芸術運動は、一握りの巨匠たちだけではなく、数多くの画家たちによって周辺から支えられていました。本展では、新しい絵画様式の先駆者や、枠に収まらない個性的な画家など、あまり知られていない画家たちの作品も紹介します。


SOMPO美術館 https://www.sompo-museum.org/
印象派からエコール・ド・パリへ
スイス プチ・パレ美術館展
https://www.sompo-museum.org/exhibitions/2021/petit-palais/
https://www.youtube.com/watch?v=XUjN2AfDDTI&t=1s

写真はFBのアルバムに
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恒例の家族旅行はトラブルから2022年09月07日

夏恒例の家族旅行は、車のトラブルからはじまった。

数日前から、車のエンジンを始動する際に違和感があったのだけど、先月車検に出したばかりなので、なんの疑いもなく旅にでることに…家族を迎えに行って車を止め荷物を積んだところで…出発するという間際にか細いセルの音と共に車のエンジンが始動しなくなってしまった。車を運転して数十年…物理的なトラブルには今まで一度も遭遇したことがなかったのに…。

本日のスケジュールはとても過密で、朝家族を病院に送迎してから毎週のように続けている乗馬のために馬場に行き、買い物の帰りに一度帰宅して洗濯物をかたづけ、他の家族を迎えに行き旅先に向かうという…都心での移動や自分の行動パターンにおいては、車にとって過酷な使い方をしているに違いないと思いつつ…日々の生活にはかかせない。

ガソリン車よりも大体25%くらいCO2の排出量が少なく燃費もよいクリーン・ディーゼル車を選択したものの、猛暑が続く中で何度もエンジンの始動と停止を繰り返したのもよくなかったのだろう。同じ車種に数十年、クリーン・ディーゼルにして数年乗っているけど、こんなトラブルは初めてのこと。

担当のエンジニアにすぐに連絡をし、近くの業者にエンジンをかけてもらい、そのまま偶然在庫があった専用のバッテリーを交換しに行く段取りをつけた。一瞬、旅の取りやめか代車やレンタルなど手間のかかることも想定したけど、2時間程度の遅れでそのまま首都高に乗れるだろうということでホッとした。技術者のみなさんのとても手際のよいお仕事と連携に感謝するばかりだった。

旅先では、老齢になった我家のワンコと共に緑多いコテージに滞在。ゆったりと温泉につかった。翌日は前日までの雨で朝霧が立ち込めでいた。そして曇り空から雨交じりの天気~四万ブルーの世界をカヤックで漂いたかったのだけど、あいにくの低温と曇り空で残念。それでも夕方には山にかかる雲海の壮大な景色が広がっていた、コテージのまわりには苔やたくさんのキノコも…今回は八ッ場ダム方面から浅間山と軽井沢にゆったりと抜けるドライブになった。

四万ブルーのカヤックは、必ずリベンジするだろう。