それぞれのふたり 萩原朔美と榎本了壱2022年12月16日

それぞれのふたり 萩原朔美と榎本了壱
世田谷美術館にて「祈り 藤原新也」展の後…
ミュージアム コレクションでも興味深い展示が行われていた。

「萩原朔美と榎本了壱」

萩原氏の過去と現在の組み写真、人は違えど関係性や場所やポージングなどが見事に再現されていた。

壁一面に広がる榎本氏の「高丘親王航海記 書写」は圧巻だった。
ギンザ・グラフィック・ギャラリーで数年前に開催された「榎本了壱コーカイ記」で受けた衝撃を思い出す。それにしても、澁澤龍彦さんの「高丘親王航海記」を3年もかけて写しとったって…神憑っていないか? そしてあまりに細密な絵の前に時を忘れて惹きつけられることになる。

都内は、まだ日中はぽかぽか陽気。
園内の木々が鮮やかに染まっていました。

・ggg 展覧会アーカイブより過去の展示について閲覧することができます。

ギンザ・グラフィック・ギャラリー第356回企画展
榎本了壱コーカイ記
https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/jp/00000680

開催概要より-----

萩原朔美(1946-)と榎本了壱(1947-)は、寺山修司の劇団で出会い、雑誌『ビックリハウス』を創刊しました。映像、写真、版画、アーティスト・ブックを制作する萩原と、澁澤龍彦の小説『高丘親王航海記』を全文筆写して挿絵を添えた榎本の仕事をご紹介します。

世田谷美術館 https://www.setagayaartmuseum.or.jp/
ミュージアム コレクションⅢ それぞれのふたり 萩原朔美と榎本了壱
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/collection/detail.php?id=col00116

写真はFBのアルバムに
https://www.facebook.com/photo/?fbid=5852488104811096&set=pcb.5852488398144400

コメント

トラックバック