太陽の動きから地球が回転していることに気づく2022年05月01日

テラスより眺める日の入りの風景
テラスから箱根の山々の影に沈む夕日を見てから、日の入りの場所がだんだん右手方向に移動していくことに気が付いた。

とはいえ…太陽が動いているのではなく、地球が西から東へと毎日1回自転しているため当然のことなのだけど、都心の高い建物に囲まれた日々の中では天体の動きなど忘れ去られていたようだ。

太陽が沈む場所が大山の上になったときには、あとわずかの時間というタイミングで所用が入り、ダイヤモンド富士の時は箱根に滞在していた。日の入りの光の風景時間はわずか数分…。

それでも毎日見えていると、少しずつ傾いていく地球の動きにとって、何と小さなことを気にしていたんだろうと可笑しくなった。

5月現在の世田谷から見える日の入りは、アルプスの山々を通り過ぎてたぶん御巣鷹山を過ぎ、高尾山あたりかな?  もう少し山の名前を確認することにしよう。

同じく、夜明けの月が美しいことにも気づく…。

大谷資料館~栃木県の旅2022年05月15日

大谷寺
先月に続き、両親同伴での家族旅行に行った。
今回は以前から訪れてみたかった大谷資料館をルートに入れて、少し散策できるコースを選ぶ。もちろん温泉や御朱印目的など歩く人の希望も取り入れて…。

お日様のご機嫌をうかがいながらルートを調整し、いつものように考えながら歩くという、脳トレに連動することも目的に移動していった。

曇り空と大谷観音の休館日も重なったことから、最初に大谷観音の裏手にある大きな大谷石でつくられた平和観音へ立ち寄る。見上げるほど大きな観音様の横には、上へと続く階段があるが迷わず上っていく父にびっくり…母は階段を上る脚力はあるものの、下りるときにクラクラしそうと言って途中で逆戻りした。最初から行く気のない人は下で待機…上から写真を撮りたかったので父の後に続いた。公園にはアカシアの花が満開になっていた。

採石場にある壁面を利用したとはいえ、数年の歳月をかけて戦没者の霊の弔いと世界平和の祈願のために多くの人の手が…力が…入魂されている場所。

そして、多気山不動尊や二荒神社にも立ち寄り、階段を何段上下したことか…それでもお参りのためには歩きつづけるモチベーションがすごいな。(私はショートカットしたけどね)

翌日には、大谷資料館と大谷観音~栃木県立博物館を訪れる。
大谷資料館の地下空間は、地下に掘り進められているためかなり気温差がある。本日の坑内の気温は8℃とのこと、天然の冷蔵庫には、野菜・果物・ワイン・日本酒が貯蔵されているそう。

大谷観音は大きな岩の下にある、岩の中に千手観音などが掘られ、その下には発掘されて遺跡があり資料館も併設されていた。博物館や資料館をまわるのが好きな父は時間をかけてみていた。文字を読みながら歩くのはいいことだ…。

大谷観音 http://www.oya909.co.jp/
大谷資料館 http://www.oya909.co.jp/
日本遺産 https://oya-official.jp/bunka/

帰り道にはお決まりの地元食材を入手しに…野菜の産直市場や今回は豆腐の直売所にも…豆腐や湯葉はもちろんのこと、トマトの箱買いって…あちらこちら歩いた後でも食材の買い物をする余力があるシニアたちがすごいといつも思う。

写真はFBのアルバムに
https://www.facebook.com/photo/?fbid=5224903647569548&set=pcb.5224911800902066

横須賀美術館にて東京湾を眺めながらのんびりと2022年05月29日

フランス・モダン・ポスター展
久しぶりに横須賀美術館を訪れた。

現在「フランス・モダン・ポスター展」が開催されている。
資料館所蔵の数多くのポスターをゆっくりと見たあとは、広いテラスのあるレストラン アクアマーレで一休み。

県立観音崎公園の豊かな緑に囲まれた場所にあり、目の前には東京湾の風景が広がる解放感のあるところ。夏になったら久しぶりに白い海岸を訪れてみようかな~。

横須賀美術館 https://www.yokosuka-moa.jp/

-----開催概要より

開館15周年 華麗なるベル・エポック
京都工芸繊維大学美術工芸資料館コレクション
フランス・モダン・ポスター展
2022年4月23日 (土) 〜 2022年6月19日 (日)
https://www.yokosuka-moa.jp/archive/exhibition/2022/20220423-49.html

19世紀末から第一次世界大戦期にかけて、ジュール・シェレ、ロートレック、ミュシャらによる、豊かな良き時代を意味する「ベル・エポック」の華やかなポスターが街を彩りました。  
大都市には商品があふれ、バーやキャバレー、オペラや観劇など、多くの人々がモダン・ライフを満喫しました。芸術の中心地・パリには、才能ある若者が世界中から集まり、これらの商品、興行、旅行を宣伝するため、ポスター・デザインも発展します。  
本展では、京都工芸繊維大学美術工芸資料館が所蔵するポスターコレクションより、近代ポスターの創成期から、アール・ヌーヴォー、アール・デコの作品を中心に約110点を紹介し、時代の息づかいを伝えるポスター芸術の歩みをたどります。

写真はFBのアルバムに
https://www.facebook.com/photo/?fbid=5253600901366489&set=pcb.5253601554699757